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雛人形の収納場所はどこが良い?桐箱が一番?ダンボールは安心?

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雛人形を収納しようと思った時、その収納場所に迷うことってありますよね。

収納場所を間違うと、翌年の雛人形が悲惨なことになってしまう恐れもあるため、ちゃんとした場所を選びたいものですよね。

ここでは、雛人形を収納する場所はどこが良いのか、収納する際のケースは桐箱が良いのか、ダンボールは大丈夫なのかなどをご紹介しますので、よろしければご参考になさってみてくださいね。

雛人形の収納場所はどこが良いの?

雛人形を収納する場所を選ぶ際に注意すべきことは、「湿気」と「虫食い」をいかに防ぐかにあります。

そして、理想を言うのであれば、「出来る限り湿気が少なく、涼しくて、寒暖差が激しくない場所」が理想と言えます。

 

これらすべての条件が揃っている場所というのはなかなかありませんが、比較的収納場所として良い場所を以下にご紹介していきます。

 

押入れ

湿気というのは空気中の水分ですので、下に行けば行くほど溜まりやすくなる傾向があります。

そのため、床に近ければ近いほど、湿気の影響を受けやすいということになりますので、出来る限り高い場所を選んだほうが良いということになります。

 

押し入れには「天袋(押し入れや床脇の上部にある収納スペース)」がある場合もありますが、もしあるようでしたら、湿気が少ない場所である天袋は収納場所として良い場所と言えます。

 

ただし、天袋はスペースとしては狭かったりすることもありますので、天袋での収納は難しい場合もあるかと思います。

その場合は、「押し入れの上段」を収納場所になさり、収納する際は《すのこ》を下に敷かれるとより良いかと思います。

 

押し入れの上段も難しい場合は「押し入れの下段」が収納場所になりますが、床に近い場所となりますので、収納される際は、下にすのこを敷くことに加え、《除湿剤》や《湿気取りシート》を活用なさってください。

 

また、全体的に言えることですが、定期的に押入れ全体の換気を行うようになさることと、人形専用の防虫剤は欠かさないようにしてください。

 

クローゼット

家の間取りによっては、押し入れがなく、代わりにクローゼットがある場合があるかと思います。

 

クローゼットの場合は、湿気は下に行くほど溜まりやすいという傾向を考えると、出来る限り上部に収納なさったほうが良いため、クローゼットの上部に棚がある場合は、そちらを収納場所になさってください。

 

もし、上部に棚がない場合、クローゼットの下部が収納場所となりますが、押し入れの時と同様、湿気対策はしっかりと行ってください。

 

また、クローゼットを収納場所にされる際の注意点ですが、洋服のためにすでに防虫剤を使っている場合は、必ず「人形用の防虫剤」に切り替えるようになさってください。

 

と言いますのも、一般的な防虫剤には雛人形のシミや変色、変形、香りの付着などの原因となってしまう成分が含まれている可能性があるため、そのまま一般的な防虫剤を使われるのは避けられたほうが良いからです。

また、以前使用していた防虫剤との併用は絶対に厳禁ですので、併用なさらないでください。

 

タンスの天板

どうしても収納場所が見つからないという場合は、見た目は悪くなってしまいますが、タンスの天板(タンスの上部)も雛人形の収納場所として有効だったりします。

ただし、ホコリが溜まりやすくなりますので、定期的なお掃除をなさるようにしてください。

 

実家

どうしても、自分が住んでいる家に収納場所がないという場合で、ご実家に収納スペースがある場合に限りますが、その場合は、ご実家に雛人形を収納させてもらうということも方法の一つです。

 

中には、「雛人形を移動させても大丈夫?縁起が悪いとかはないの?」と心配される方もいるかと思いますが、雛人形を移動させるということ自体に特に問題はありませんので安心してください。

 

その他の収納場所としましては、ベッドに収納スペースがあり収納が可能であればそちらでも良いかと思いますが、湿気対策や防虫対策はしっかりとなさってくださいね。

 

また、倉庫や物置などの外気と触れやすい屋外は湿気の影響を受けやすいため、収納場所には向いていませんので避けられたほうが良いでしょう。

 

雛人形の収納は桐箱の方が良い?

雛人形を収納するケースを考えた時、どれが良いのかと悩むところかと思いますが、収納ケースとして一番最適なのは、やはり「桐箱」と言えます。

 

桐には《防虫効果》がありますし、《湿気を一定に保ってくれる》という特徴もありますので、雛人形の収納ケースとしては最適です。

 

収納に気を付けなければならない着物などの収納にも桐箱が選ばれているのも、着物も湿気や虫食いなどに気を付けなければいけないという、同様の理由だったりしますからね。

そのため、大切な雛人形を安心して収納するためのケースとしては、桐箱をおすすめします。

 

雛人形の収納にダンボールは安心できる?

雛人形を収納ケースとしては桐箱が一番最適だとお伝えしましたが、高価なものでもありますので、桐箱はなかなか難しいという場合もあるかと思います。

 

その場合は、「ダンボール」での収納も条件付きではありますが一つの方法として考えることができます。

 

その条件とは…

・定期的に交換すること(最低でも1年に1回)

・空気の入れ替えを定期的に行うこと

・防虫対策を特に気を付けて行うこと

などが条件となります。

 

定期的に交換すること

ダンボールは適度に湿気を吸ってくれますので、収納ケースとしては良いと言えば良いと言えるのですが、外箱の劣化が早くなりやすいため、定期的に新品のダンボールへと切り替える必要があります。

最低でも【1年に1回】は新品のダンボールへと切り替えてください

 

空気の入れ替えを定期的に行うこと

湿気を適度に吸ってはくれるダンボールではありますが、桐箱ほどの湿気を一定に保つという作用はないため、定期的に湿気対策として空気の入れ替えが必要となります。

できれば、ダンボールの下にすのこを敷いて、除湿剤や除湿シートなども活用なさってください。

 

防虫対策を特に気を付けて行うこと

ダンボールは適度に湿気を吸ってはくれるのですが、湿気を含んだ状態のダンボールには虫がつきやすくなるため、特に防虫対策には気を配らなくてはいけませんので、必ず「人形用の防虫剤」は欠かさないようにしてください。

 

桐箱やダンボール以外の収納ケースの候補として、「プラスチックケース」や「ビニール袋」などを考えておられる方もいらっしゃったりするのですが、これらは基本的には活用されるのは控えてください

 

と言いますのも、雛人形は飾られている時に、空気中の湿気を吸収したりしていますので、収納された(保管された)時に、密閉された空間になりやすいプラスチックやビニール袋では、雛人形から放出された湿気の逃げ場がなくなってしまいます。

 

そうなってしまいますと、その湿気がカビやシミなど原因となってしまうため、出来れば、プラスチックやビニール袋を収納ケースとして活用するのは控えるようにしてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

収納の仕方を間違えてしまうと、大切な雛人形が傷ついてしまいますので、本当に収納には気を使って大変かとは思いますが、出来る限り長く雛人形を綺麗に保っていかれて、ご家族で楽しいお時間をお過ごしになられてくださいね。

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