色々な話ごと

ちょっと気になることについてのお話をお伝え!

冬の行事

節分の豆まきの掛け声はどう言うの?回数や順番はどうなってる?

111674

節分に行う豆まきですが、「その時にかける掛け声ってどのようにするのが正しいのか?」と、ちょっと疑問に感じることもあるかと思います。

ここでは、節分の豆まきの掛け声はどのように言うものなのか、掛け声の回数は何回が正しいのか、順番はどちらが先なのかなどをご紹介していきますので、よろしければご参考になさってみてくださいね。

節分の豆まきの掛け声はどのように言うの?

節分の豆まきの掛け声ですが、一般的な言い方は「鬼は外!福は内!」ではありますが、人によっては住んでいる地域により掛け声が違っていたりして、「えっ!?その掛け声は初めて聞いた!」ということも実際にあったりします。

そんな時には「色んな掛け声があるものだな。」と思ったりもしますが、その掛け声の種類の幾つかを以下にご紹介しますね。

 

「鬼は内!福は内!」などの「鬼は内!」という掛け声

このような掛け声を行う地域は、

・地名に「鬼」が付いている

・鬼を祀っている神社やお寺が近くにある

・鬼が救ってくれたという逸話が残っている地域

など、鬼に関係している地域だったりします。

 

また、鬼にまつわる逸話が残されている神社やお寺であったり、名前(主に苗字)に「鬼」が含まれている宮司の方なども、「鬼は内!」という掛け声だったりします。

一般の家庭でも、苗字や名前に「鬼」が含まれている家庭などでは、同様に「鬼は内!」の掛け声がされていたりします。

 

「鬼は内!」という掛け声の他にも「鬼も内!」であったり、「あっちはあっち、こっちはこっち、鬼ヶ窪の年越しだ(茨城県つくば市鬼ケ窪)」という地域独特の掛け声を掛けられたりしています。

 

また、紀州熊野の熊野本宮宮司である「九鬼家」での掛け声なのですが、こちらに「鬼」という名前が入っているという事と、もともと「鬼」という字は『神』という意味でもあったため、「福は内!カミは内!」という掛け声をかけられていたりします。

 

「鬼は内!」という掛け声を聞くと、『鬼を招いちゃ駄目でしょっ!』と疑問に感じてしまうこともあるかと思いますが、地域によっては、上記のような逸話や由来から、鬼に対しての想いが詰まったそのような掛け声が掛けられているんですね。

 

地域独特の掛け声

上記でも一つご紹介しましたが、各地域によって豆まきの掛け声も独特だったりしますので、一部ではありますが以下にご紹介しますね。

 

「鬼は外!福は内!おいべすだいこくまめあがれ」/福島県大沼郡

『おいべすだいこくまめあがれ』というのは「恵比寿大黒 豆上がれ」という意味で、場所によっては「御恵比寿大黒 豆上がれ」と言ったりもします。

また、「福は内、鬼は外、恵比寿大黒、豆上がれ、日本の神々皆上がれ」というところもあるなど、各家によって違いがあるようです。

 

「福は内!福は内!鬼は外!鬼は外!福の神でぶっとめろ!」/茨城県西地区

『福は内!』を最初に言って『鬼は外!』と続くことや、それぞれを各2回ずつ言うことは共通しているのですが、最後の『福の神でぶっとめろ!』に関しましては、地域によって少し違いが出てくるようで、『福でもってぶっとめろ!』であったり、『福でもってぶっとばせ!』などがあったりします。

 

「福は内!鬼は内!悪魔外!」/埼玉県『鬼鎮神社』

鎌倉時代に「畠山重忠」の館での鬼門除けとして建立されたのが『鬼鎮神社』であり、金棒を持った鬼が奉納されていることから、「鬼は内!」と言われています。

このことから、鬼と悪魔は同一のものではなく別物として捉えられているということが分かりますね。

 

「福は内!福は内!鬼は外!鬼は外!天打ち地打ち四方打ち、鬼の目ン玉ぶっつぶせ!」/山形県・宮城県

『天打ち地打ち四方打ち、鬼の目ン玉ぶっつぶせ!』という言葉ですが、

・「天打ち=天井に向けて投げる」

・「地打ち=床に向けて投げる」

・「四方打ち=部屋の東西南北に向けて投げる」

・「鬼の目ン玉ぶっつぶせ!=鬼に向けて投げる」

などの意味がありまして、各地域により違いがあったりしますが、大体同じような掛け声となっています。

 

また、りんごの産地として知られる「青森県の津軽鬼沢」には『鬼神社』があるのですが、ここには、角のない優しい鬼として、村の方々から慕われていることから、節分の日に豆まきを行うという風習がなかったりするなど、各地域によって、豆まきそのものに対する考え方や掛け声に多くの違いが見られます。

 

豆まきの掛け声の回数は何回が正しいの?

豆まきの掛け声を唱える時、「一体、何回ずつ言うのが正しいのか?」ということですが、上記でもお伝えしましたように、各地域によって掛け声に違いがあったりしますので、こちらでは一般的な掛け声を例としてあげさせていただきますね。

 

一般的な掛け声の場合ですと、「鬼は外!福は内!」と唱えますが、その回数はそれぞれ2回ずつ唱えます。

 

掛け声の一例を挙げますと、

1:窓や玄関などを開けて、部屋の中から外に向かって「鬼は外!」と《2回》唱えながら豆を投げる

2:その後、すぐに窓や玄関を閉めて、部屋の中に向って「福は内!」と《2回》唱えながら豆を投げる

となります。

 

これは、あくまでも一例ですので、絶対にこうしなければいけないというわけではありませんが、回数に迷われた場合は上記のようにされると良いでしょう。

 

豆まきの掛け声の順番はどうなってるの?

豆まきの掛け声の順番は「鬼は外!」が先か、「福は内!」が先なのかということですが、一般的な掛け声ですと、「鬼は外!」が先になります。

まず、鬼(邪気・厄災など)を追い払った後で、家に福を呼び込むという流れが一般的です。

 

そのため、「鬼は外!」という掛け声が先に唱えられるのですが、こちらも各地域によって違いがありますので、絶対にこのとおりにしなければならないということではありませんが、特別な理由がない場合は上記のようになさると良いでしょう。

 

まとめ

節分の豆まきの掛け声には、各地域などによって実に様々な掛け声がありますが、これには各それぞれに想いが込められているんですね。

それぞれに違いがあると言っても、豆まきには1年の無病息災を願うという想いが込められているということは変わりませんので、あなたも1年の無事を願いながら、節分の豆まきを行われてくださいね。

-冬の行事
-,